先日実家に帰った際、母とこんな話をしました。
「人間って面白いね。
事実は一つでも、色んな見方をする人がいる。
いろんな人が色んなことを言う。
でも最後に決めるのは自分だよね」
本当にそう思います。
自分も含めてみんな色んな色眼鏡を持っています。
赤い色眼鏡をかければ物事は赤く見えます。
青い眼鏡をかければ青く見える。
また正面から見るのと、上から見るのとでも
物事は全く違うものに見えます。
色んな色眼鏡をかけて、様々な角度から見て
さあ最終的に
「自分は何色の眼鏡で、どの角度から見るのが一番腑に落ちるか」
それは自分の「ピン!」を信じて自分で決める。
私は芸能界に居るころ、これが出来なかった。
演出家の言う事、先輩の言う事に振り回されて
根無し草のようでした。
13年前に起業して、
自分で色んなことを決められる「喜び」と、
これであっているのかという「不安」に襲われました。
でも自分が起こした会社だから、最後は自分で決めなきゃいけない。
自分で決めることを繰り返してるうちに、
随分自分を信じられるようになりました。
結果自己肯定感があがりました。
失敗もたくさんしたけれど、不思議なくらい後悔がありません。
なぜなら自分が決めた事だから。
負け惜しみでもなんでもなく
「それは失敗じゃない、氣付きだ。
自分を守るための意味ある事だ」
って心底思えるのです。
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