気分が落ち込んでしまった時、そこから脱却する方法とは?

こんにちは!言響(心に響く話し方)の宮北結僖です。

今回は「元気のない時や、気分の落ち込みで悩んでいる時でもお客様に 『元気』な印象を持っていただくコツってありますか? 宮北先生も時には体調が悪かったり、気分が乗らないときもあると思います。

そんな時どうされているんですか?」と、ご質問いただきました。

気分の落ち込みから脱却する方法

元気がない状態にすることも自分ならば、気分の落ち込みから 脱却するのも自分です。

では、そんな時どんな言葉や行動が効果があるのか?

かなり前の話になりますが、私が毎週土日結婚式の司会をやっていた頃、 司会本番の朝、当時のパートナーと離婚話になりました。

あまりに突然の事だったので、ものすごく動揺したまま、仕事先となる 結婚式場へ向かいました。

現場に向かう途中、気を抜くと涙が出てきます。

ふいてもふいても壊れた蛇口のようにあふれてきてしまうのです。

このままではまずいと思いました。

2時間後には幸せなカップル目の前に「おめでとうございます!」と 満面笑顔で迎えなくてはならないのに…

とにかく「今は目の前のことだけに集中しよう」と思って現場に入りました。

ところが!本番中、油断すると「ふ~」と朝の光景が脳裏をよぎり、 素になりそうな自分がいるのです。

さすがにまずいと思って、とっさにやった行動。

「思い出しそうになったらできるだけ離す。

自分を客観視する」 離婚をしようとしている私が目の前で「ご結婚おめでとうございます。

よかったですね~」と言っている、という姿を客観視したのです。

その時「なんだか不思議。

別れる女が祝福の現場にいるなんて…」と 可笑しくなったことを覚えています。

気分が落ち込む原因は様々あります。

一時回避する方法のひとつとして「客観視する」と自分の気持ちから 離れるから、辛い思いにどっぷり漬かる事はないと思います。

話し方も全くいっしょで自分を客観視できる人は、それだけアングルが 引けているので、周りの空気を感じて話が出来る人です。

*今回のポイント*

『気分の落ち込みから脱出したい時は、自分を客観視してみよう』



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