こんにちは! 言響(心に響く話し方)の宮北結僖です。

よく「美しく話せるようになりたいです」と、ご相談をいただきます。

その時、私は「あなたにとって、美しい話し方はどういう話し方ですか?」 と質問します。

「方言がでない、綺麗な標準語で話が出来る事」
「敬語がキチンと使える事」
「声がこもったり、カツゼツが悪くない、相手が聞き取りやすい話し方」 などなど、「美しい話し方」というのは人それぞれ、感じ方が違うことを あらためて思います。

何が間違っていて、何が正しいという事はありません。

まずあなたが思う「美しい話し方」「憧れる話し方」を明確にすることが 大切です。

私が思う「美しい話し方」とは

心に偽りのない、真実の心が伝わってくる話し方、と思っています。

『自分の心』と『発する言葉』が一致した時、自分の言った事に確信を 持つことができます。

要するに「心」=「言葉」ということですね。

こういう方は、自分の言葉で話が出来る人です。

自分らしく話が出来ている人は、本当に魅力的です。

軸がしっかりあり、 キラキラ輝いています。

では『自分の言葉』と『心』が一致していないとは、どういうことでしょう? 「建前で話をしていたり」
「人に気に入られようとして、自分の感情を殺してしまったり」
「~べきだ」と自分の価値観ではなく、相手の満足を基準に話をしていたり。

…すると、人に気に入られたいから相手の顔色を気にして話をしますよね。

すると「満足してもらうために~しなくてはいけない」
「嫌われないために~してはいけない」と、実際の自分より人に高く評価して もらいたいから、いつの間にか「偽りの自分」でいることになっちゃう。

もちろん、相手に満足していただく、喜んでもらうことは とても大切です。

でもそんなあなたが相手の顔色を気にしてビクビクオドオド 接客していたらどうでしょう? 相手にとってもあなたにとってもストレスですよね。

そしていずれかは、無理しているあなたにはヒズミがおきて失敗し、 結果自信をなくすわけ。

相手によって自分の表現を変えると自分の軸もぶれてしまいます。

もちろん人によって言い方は違うと思います。

でもそれは「いかに伝えるか」 で「あの人には言えるが、この人には言えない」ではないと思います。

自分に軸を持ち、その軸を感じて相手と接する。

すると軸(心)は響き、 その響きが表現できた時、自分と相手との関係も響き合えると思います。

結果それが、自分らしい美しい話し方ができる人だと思います。

*今回のまとめ

言響がお伝えしている「美しい話し方」とは
心に偽りのない、真実の心が伝わってくる話し方
「心」=「言葉」であること


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