こんにちは! 言響(心に響く話し方)の宮北結僖です。
今回のお悩みは「言葉がマニュアルっぽくなってしまう。
もっと感情込めて思いを伝えたいです」人からのご相談です。
私は20年役者の仕事をしてまいりました。
台詞を感情込めて話すために、 実は様々な行動をいたします。
みなさんもすぐ活用できるスキルですので、お伝えしますね。
感情込めて話すために、役者が必ずやる行動とは
自分が伝えたいことに対して、ありとあらゆる角度から情報を入れましょう。
目安として「100個」です。
例えば「ある商品を伝えたい」場合、商品説明ですこしでも分かりづらい言葉 があれば、小学生でも分かるくらい簡単な言葉にする。
自分もその商品を試してみる。
使っている人の声を聞いて見るなどなど、本当にありとあらゆる角度から 情報を入れてください。
分かりやすく言えば「オタク」になってください。
私も「表現オタク」「言葉オタク」まっしぐらです!
そして、ここからがポイント!
話をする時は100のうち10だけにしてください。
残りの90は捨ててください。
するとね、その捨てたはずの90はすべて 言葉のエネルギー、要するにあなたの商品に対する強い思い=感情となって 相手に伝わるのです。
役者は色々な役を演じます。
私も色々やりました。
「おばあさん」「ホステス」「学校の先生」「遊女」
「定食屋の女将」「乳母」「殺人者」…
普段の生活ではありえない様々な人物を役を通して体験させてもらいました。
ある映画で私は殺人者の役をいただきました。
その中で「私は彼を殺した」って言う台詞があったのですが、 ちっともイメージわかない。
そりゃそうです!経験したこともなければ、会ったこともない。
殺人者が出てくるような映画やテレビをみてもイマイチピンと来ない。
体験すれば、イメージはつかめるのでしょうが、まさか人殺すわけに
いかないし…(笑)
そんな時、お魚屋さんに出かけて「一番大きい魚ください!」と言って、
家でその魚をさばくという行動を起こしてみました。
・まず喉元にグッと包丁を入れる。
「うう~~んこんな感じかな~」 ・次に内臓に包丁をいれて、素手でチュルチュルかき出してみる。
「こんな感触かな~」
・まな板にはすごい血の量!「魚でこんなだと、人間はこの何百倍だ?!」
・においをかぐ、すごく生臭い。
石鹸で手を洗ってもすぐまた臭ってくる 「魚でこんなだと、人間はこの何百倍だ?!」 と、こんな事を繰り返すうちに、かなり殺人者の気分になってきました。
たった一言の台詞に対して、ありとあらゆる情報を様々な角度から取り入れて
行動を起こして、「私は彼を殺した…」
後から聞いた話ですが視聴者はかなりぞっとしたらしいです(笑)
後から自分もその映像を見ましたが、ハッキリ言ってめっちゃ怖かったです…
*今回のまとめ
「100調べて10で話す」残りの90はあなたの感情となって相手に伝わります 100調べるためにはオタクちゃんになる!様々な角度から情報を入れて 行動しよう。
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