こんにちは! 言響(心に響く話し方)の宮北結僖です。
誰でも一度はコミュニケーションについて悩んだことがあると思います。
コミュニケーションが原因で、人間関係までこじらせてしまった経験はあり ませんか?職場の人間関係が上手くいかないことが原因で、メンタルヘルス 不調に陥る場合もあります。
職場ですぐ使えるコミュニケーション講座 基礎編
『第1声を大切にする』
とにかく第1声は大切です。
例えば最初に電話に出るときの言葉は はっきり・明るく・元気よく! 噛んでしまったり、暗い声にならないようにしましょう。
直接人と会ってお話しするときも同様です。
滑り出しがいいと、 あとがスムーズに流れます。
『一文は短く、テキパキと。ワンフレーズに、テーマは1つ』
文章で言えば「、」で話しをつなげないこと。
「。」を多く使いましょう。
またワンフレーズの中に伝えたいことはひとつです。
3つも4つも盛り込むと 分かりにくくなります。
よく文章がスタートしてから「、」で文章をつなぎ 続け「。」で終わった時には話のつじつまがあっていない方がいらっしゃい ます。
「自分でも何を話しているかわからなくなってしまった」という人は まさしくこのパターンです。
『語尾まで気を抜かない』
実は素人と玄人の違いは「語尾」で決まります。
私が話し方の訓練を受けていた時、一番うるさく言われたことは 「語尾を大切にしろ」でした。
一般の方は「~です」「~ます」など、 語尾まで神経がいかず、抜けてしまいます。
すると語尾が流れて伸びてしまったり、エレベーターガールのように語尾に 変な抑揚がついてしまいます。
確かに語尾が上がったり、伸びたりと抑揚が つくと、話している本人はリズムがとれるので、すらすら話せるような 気がしてしまいます。
ところがとんでもない! 語尾の音ばかりが変に耳に残ります。
言葉のエネルギーも流れてしまい、 相手にはきちんと伝わりません。
時には不快感すら与えてしまうことも あります。
話をする時、語尾まで気を抜かず、きちんと言いましょう。
それは「強く言う」ことではありません。
例えば「~です」の「す」を 言う時、下っ腹にグッと力を入れます。
そして「す」の母音である「う」は 発音しないこと。
感覚的に言えば「す」を半分しか言わないということです。
結果、一つ一つの文章がきちんと相手の心に響きます。
『まわりくどい表現は避ける』
例えばお客様を気遣いすぎてしまったり、丁寧な言葉を盛り込みすぎて
しまったりすると、かえって話がまわりくどくなります。
そして結局、 お客様にはあなたの言いたいことが伝わりません。
シンプル・イズ・ベスト!です。
『日頃から鏡を置いて話をする』 電話をする時、鏡の中にいる自分を見て話を聞き、答えてください。
最初、あまりにも無表情な自分にびっくりすると思います。
特に電話は互いの顔が見えません。
声だけで思いを伝えるためには、 普通に会っているよりも1・5倍大きな表現が必要となります。
しっかり鏡を見て、鏡の中にいる自分と表情豊かに話をしてみましょう。
日頃からパソコンなどデスクワークをしている時・食事をしている時も鏡を 置いて、自分の顔をチェックしましょう。
思った以上に険しい顔・だらしない顔をしていませんか? でもそれが、人にはばっちり見られているのですよ。
これらがしっかりできると、相手に「自信がある、頼れる人」という印象を 与えます。
気持ちはある程度後からついてきます。
まずは形から入ってみましょう
*今回のポイント*
職場ですぐ使えるコミュニケーション講座
『第1声を大切にする』
『一文は短く、テキパキと。ワンフレーズに、テーマは1つ』
『語尾まで気を抜かない』
『まわりくどい表現は避ける』
『日頃から鏡を置いて話をする』
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